サイエンスカフェの誕生とその後の経緯
現「PORTA神楽坂サイエンスカフェ」を運営している「理窓サイエンスカフェ」は設立当初は「理窓会活性化小委員会」と称していました。2011年3月に理科大は神楽坂商店街に面した土地に在住していた3家族の土地を借用して7階建ての「PORTA神楽坂」を建設しました。1~2階に店舗、3階に土地所有者の住居、4~7階に理科大の校舎が建設され6階には理窓会倶楽部が開設されました。神楽坂に面している関係から理科大にとっては初めての神楽坂への出入り口でした。翌理窓会倶楽部運営委員会内に設けられた「理窓会活性化小員会」は翌2012年7月第1回の「PORTA神楽坂講座」というセミナーを開催しました。最初は会代表の植木キク子先生による「健康講座Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ」が4ヶ月連続で行われました。各回34~40名の参加者がありました。5回目以降の講座も2回分計画しており、都合半年は堅調なスタートを切ることが出来たのです。各講座では講演に先立て当日プログラム、次回案内、神楽坂のお菓子やお茶の配布が行われて幹事等により配布されました。2時間の講演と質疑が行われ毎回大変好評を博し現在に続きました。
その後2013年1月の第5回目から講座の名称を会場の名を使用して「PORTA神楽坂サイエンスカフェ」に改称しました。また、2014年度には理窓会関連団体に登録して団体名を「理窓サイエンスカフェ」に改称して現在に至っています。コロナの頃は対面の運営は理窓会倶楽部からの指示で開演はかなわず、2020年3月から2022年12月迄3年間休講せざるを得ませんでした。しかし幹事会で検討の結果2021年4月からZOOMにより主だった講師を招請してスタッフの他若干のお客様もご案内して毎月2時間「サイエンスカフェZOOM懇談会」を開催して空白を埋めたのです。政府によるコロナ解禁、理窓会による解禁ができ、2023年1月から従来の対面式のサイエンスカフェが人数制限を伴って復活し、2023年4月から人数制限なしで復活することが出来ました。幸いにも2024年5月31日には第100回目のサイエンスカフェを理窓会名誉会長の山田義幸之先生を講師に招請して実施することが出来ました。
20240610一部改訂


